今年の1月16日を以て乳癌の確定診断より3年が経過しました。
この3年間、早かったなと言う思いと、でもそれなりに色々のことが有ったなと言う思いとで入り混じっております。
化学療法、放射線治療の辛さはもちろん当初から覚悟していたものだったけれども、
それらを終了しても尚体調不良の日、癌の再発の恐怖におびえる日々は続いていきます。
最初、ステージⅢCを説明された時、『ステージⅢCって余命5年以下が半分以上だったけ…。』
と、昔のうろ覚えの知識でショックを受けました…。
『遠隔転移がないからまだあきらめるのは早い。』との主治医の方の説明に縋り、治療に取り組んできました。
今も指のしびれは残って、固いペットボトルのふたは開けられないし
胃腸の働きは悪いので、下痢と便秘を繰り返しているし、髪の毛を含めて毛はなかなかに生えてこないし、
(乳癌の再発を防ぐために女性ホルモンを抑える薬を服用しているから当然か…)
ストレスのためか例年より花粉症はひどいし、疲れやすくて夕方になると軽く発熱するし、一つ一つ上げるともう本当にたくさん。
特に昨年9月は当初骨転移が疑われ、後に腰椎の圧迫骨折と判明し、ほっとしたのもつかの間。
中腰がとても痛い、体幹の前屈ができない。猫を抱きかかえてやることが出来ない…車からすぐに降りられない…。
で、今毎日ラジオ体操で筋力の回復、ひいては再度の骨折の予防を図っています。
そうかと思うと知らない間に甲状腺機能が低下しているし、これは年齢の性…それとも…???
でも失ったものを数え上げても仕方がない。
何よりも私の回復を心から願ってくれる人がいる…。
その人たちのために頑張らなければ…。私のクリニックの患者の方々、私が患者さんの具合を尋ねる前に
『先生、今日は具合はいかが?』と尋ねて下さるのです(笑)。
本当に不甲斐ない医師で申し訳ないです。
人々の出会いに感謝しつつ、今年も頑張ります。
早く体調を元に戻し、またクルージングに主人と参加したいと思います。
(今回の私の乳癌で一番ショックを受けたのは当然主人だから…慰労も兼ねて)
念のため、隣は主人ではありません♪