7月14日(日曜日)は通常の日曜診療として

  午前9時から午後1時まで(受付は午後12時半まで)となります。

 何か興味深い話題をと考えていて、

この時期なので昔ねぶた祭りに行った時の写真を掘り起こしました。

母親が亡くなった平成2年母親の写真を携えて、私は青森、仙台に東北の夏祭りに出かけました。

母の発病の前の年、東北に紅葉狩りに出かけたのが私達の最後の家族旅行となりました。

旅行をしている時、私達にとってこれが最後の家族旅行になるなど考えてもいませんでした。

その時に母は何気に『夏祭りも一度見に来たいものね。』と口にしました。

しかしその希望は実現されないままに母は55歳にしてこの世を去りました。

脳転移が発見されて後、可能な限りを自宅での看護に取り組み看取り終えた私に残ったものは途方もない虚脱感でした。

自身が立ち直るため、母がやり残したことを自身のため心の殯として行おうと思いったのが東北夏祭りへの旅行でした。

突然に思いついた旅だったので、飛行機はチケットが取れず大阪から青森へと寝台特急で向かいました。

そして青森は宿が取れず、弘前に夜半向かいそこで宿泊。

そして翌日は母がもう一度見たいといった奥入瀬、そして一人でレンタカーを運転して仙台まで。

ところが奥入瀬でどこかの観光バスに軽く追突され、事故のショックでまともに運転ができないかもしれないからと、長距離で交代の運転手にあっという間にレンタカーは運転され、十和田湖まで運ばれてしまいました。

車の中で運転手の方に自分の旅程計画を話すと

『和歌山の女性ってすごいんですね!』と。

私みたいな変人を以て和歌山の女性を決めてもらっては困ると思いましたが、そこは沈黙。

そして仙台で七夕祭りを見て、仙台から飛行機で大阪に帰ってきました。

その折の写真です。(今から36年前の事です)

     私も年を取りました♪

 青森駅頭、ねぶた祭りのはねとの格好をした方と…

   で、こうなりました。こんなことまで母は望んでいなかったとは思うのですが…。

で、もう後は仙台の七夕祭り…。