私がイギリス滞在中に暮らしたエクセターと言う街はローマ人がイギリスを侵略し建設した町のひとつでした。
街の繁華街の通りを少し入るとその歴史事実を示す遺構を眺めることが出来ました。
紀元前55年、54年の二度に亘り、
ガリア戦争の一部としてイギリスに侵攻したのはかの有名なカエサル
(私にとってはシーザーの名の方がなじみ深いのですが)でした。
そしてローマ人のイギリスへの侵攻は5世紀初頭まで続きます。
その遺構として最も有名なものとしてはバースにあるローマン・バスでしょう。
バースの駅です。
このbathと言う単語について主人にお風呂を意味するbath のほうが古いのか、この地の地名の方が古いのかを
尋ねたのですが、あっさりと『知らん。』と返されてしまいました。
この写真の部分は実際の遺跡ではなく、のちの建造です♪
これらはローマ人の残したものが掘り出されたものです。
そして湧水口からは今も温水が湧き出しています。
写真では湯気ははっきりと認められないかも…
バースほどに大規模ではありませんが、こうした遺構はイギリスの他の場所でも発見されています。
本当にローマ人はお風呂が好きだったみたいです。
で、前振りが長くなってしまいましたが、では私が暮らしたエクセターには何があるかと言うと…
ローマ人の建設した城(と言うよりは要塞と言った方が適切かも)を囲む壁とローマ人が建設した地下水路が残っているのです。
で、市の主催する無料の地下水路探索ツアーがあります。
これは現在の都市の1m以上地下に残る狭い~狭い~通路を身をかがめてやっとのことで歩くことになるツアーで
当然ネズミとの遭遇も予期しなければならないので、私は参加しませんでした。
代わりに市の幽霊見物ツアーは参加したので、その話は後日また…
追記;直前のトピックが日本のお盆の精霊膳の話で、その直後に今はイギリスのローマ人侵攻を書いているのだから
私の頭も分裂しているな、と感じつつ。
エクセターの幽霊話、そして魔女狩りへと筆を進めていきます。