今日はクリニックが休みの日…。

で、吉野山に金峯山寺のご本尊の秋の特別開帳を見に出かけました。

以前から一度行こうとは考えていたのですが、機会なく。

今年はこのところ丹羽川上神社など奈良によく行っているな、と思いつつこの流れのままに行くか…と。

吉野山は春に何度か行ったことがあって壮絶な渋滞を経験したことがあるので

その恐怖が強くかなり朝早く出かけたのですが…。

 自宅から橋本に向かい京奈和に乗り、五条で降りて、そこから一般道を吉野山に向かいました。

不安だったのは吉野山に入ってから道がどれほどに狭いのか、どれほどに渋滞するのかということ。

で金峯山寺まで少し距離があるけれど、下千本の観光駐車場に車を停めて道を歩いて行くこととしました。

結果論ですが、金峯山寺まで車で行くことはできたのですよね。

そうしていればこれから語る不幸に見合わなかったのに…。

なぜか舗装の道に段差があり、その段差をまともに踏んだから、体のバランスが……あっという間に。

病前であれば、何とか足の筋力で踏みとどまれたと思うのですが、如何せんまだ筋肉が回復するところまではいっていない。

そんなことを考えるまでもなく体は地面に叩きつけられ、ころころと地面を転がっていく……。

主人曰く

   『すごい悲鳴が聞こえたけれど、転倒するところは見ていない。気が付けば道をころころ転がっていた…(笑い)。』

笑うな!!!人が困っているときに…。

大橋と呼ばれ、鎌倉幕府を倒すために挙兵した護良親王と鎌倉方との激戦が行われた地。6万人の幕府軍を相手に僅か3000人で1週間に亘り持ち堪えた、と伝えられています。

    こちらが金峯山寺…

この前に護良親王の陣地があったとか…。

いよいよ戦況不利になったときに親王の代わりに村上義光が親王の甲冑を身にまとい身代わりになり、親王を落ちのびさせたと…

自宅に帰ってきた、あそこが痛い、ここが痛いと叫びまわっているけれど、特に骨折もなく打ち身のみ…

明日はもっと痛いだろうな、とため息。

まあ、病気を吉野山にこすりつけてきた、ということで自分を慰めておこう。