さて主人には

  『定期観光バスで廻るプランを見付けたので、それにしようかと思うのだけれど良い?

   他の日本人と一緒になるけれど大丈夫?昼食もついているから食べる場所を探す手間も省けるし。

  観光バスの方が路線バスよりも歩く距離が短くなりそうだし。無駄な時間も省けると思うし。』

と尋ねた。主人は『大丈夫。それの方が運転しなくていいから楽だしね。いいかも。』との返事。

その返事を受けて定期観光バスを予約し、残りの部分を組み始めた。

『河内長野から京都までほぼ2時間ぐらいを予定しておけば十分。』と見積もりを立てて

『9時に京都到着として河内長野出発を遅くても7時。

でも通勤時間になるから河内長野発の電車にしないと立ちっぱなしで難波まではつらいかな?』

とか考えていた。

河内長野出発後新今宮にて下車、環状線に乗り継いで大阪、そして京都線の新快速に乗って京都。

『少し早い目に河内長野を出て、京都到着後時間が余ったらどこかでモーニングでも食べよう。』

と。

当日結構早い時間に目が覚めて、ささっと仕度、自宅出発。

予定していた河内長野発は準急で既にホームに停車していた。

問題なく席を確保できたが、ホームの案内を確認してみるとなんと北野田まで各停の通常の区急とは異なり、堺東まで各停。

『えっ~。堺東まで各停。そんなの無茶時間の無駄じゃない!なんか良い方法は…。』

駅の時刻表を見ていると10分後に'特急りんかん’がやってくる。

瞬間、『これだ!』発車の準備アナウンスが始まっている電車に飛び乗って主人に

『降りるわよ!!』わけがわからず、とまどっている主人に『早く、早く!』と降車を急かして

とホームの階段を掛け上がって、となりの’りんかん’がやってくるホームに移動。

ホームの自販機で特急券を買い、到着した'りんかん'に飛び乗った。

車内は空席が多く、特急なので停車駅も少なく、快適に新今宮駅に着き大阪環状線に乗り継いで大阪駅に到着。

                    画像は金剛輪寺襖絵

予定していた電車ではなかったので、次の京都行きの新快速はと…電光表示を見ると6時47分発と書かれている。

しかしこの時既に6時47分…一体何が起こっているの???

表示されている新快速はホームに止まっており、電車は一杯。でも発車のベルは鳴っていない。

『????』

『仕方がない、とりあえず電車に乗り込んで…』と思うとアナウンス。

『総〇寺付近で踏切の安全確認を行っています。安全確認が済み次第発車しますので、そのままお待ちください。』

その間ずっと大阪から京都まで30分。今発車して京都着は何時。

で、観光バスの発車までまだ間に合うと思いながら予約票を取り出して観光バス会社の電話番号を確認、

携帯電話の充電も確認して、連絡を取るとしたら何時からと計算したり、

となりのホームに京都行のサンダーバードが入ってくるみたいだから最悪特急料金を支払って

あっちに乗るかと考えたり、気持ちの上で忙しい事この上ない!!

で、結局車内で30分待たされた!!!。