日本に住んで既に15年以上になるけれど、さすが誇り高いイギリス紳士、全く日本の習慣に染まろうとしない部分があります。

食事についてはわさび、納豆は絶対に食べません。

そのほかに食感から固く拒否しているものがあります。

口に入れた時にぬるぬる、べっちょとした感じのものは絶対に食べません。

 この食感ゆえに拒否しているものは牡蠣、いくら、ウニ、うどん、生のシーフード…。

     (これら全部、私の好物なんですけれど…)

でもシーフードは生だけで、他加熱されたものは大好きです。

旅館などの食事で刺身として生のシーフードが出てきた時は、小鍋で加熱して喜んで食べています。

イギリス人の生活習慣から絶対に食べることを拒否しているものは馬肉、これは馬は彼らにとっては友人だから…。

 これは理解できます。友人として、家族として大切にしたペットを食べれる人はいないでしょう。

で、旅行は馬肉を名物としている地域は避けています。

味付けゆえに食べることを拒否しているもの、煮つけの甘辛味…。

醤油、砂糖はともに好きなのですが、それが合わさった味は苦手みたいです。

そしてグルタミン酸味の化学調味料は驚くぐらいの鋭さで検知して絶対に食べません。

白ご飯は好き、焼き飯も好きですが、炊き込みご飯はいかなる具材でも食べません。

こんな風に書いていると食べるものがあるの?と思われるかもしれませんが、それでも何とかなるもので彼なりに適応して自身の調理法で

楽しんでいます。

その最たるもの、御粥にいちごジャムを入れて食べる…。(日本人からすると気持ちが悪い以外の何物でもないですが)

そして今日、海老芋を自身で調理していました。

その前に皮をむいて、下茹ですることは頼まれたのですが、

そしてそのあと自身で好きな様に調理していました。

  輪切りにして、黄色はターメリック、赤はパブリカを一面にふっていました。

 そしてそれをオリーブオイルでフライパンで焼いて完成図がこれ…

 

     味は???知りません。私は食べないから…。

 ご興味のある方は是非お試しください。時々里芋でも同じ調理法でやっています。