今回でジブラルタルについての話は終わらせたいと考えつつ…。
いつも終わりごろになると息切れがしてしまって話がとりとめもない状態になっていくので
余計に筆が進みません…。
ジブラルタルは大西洋と地中海をつなぐ海路となっているために
時折、
予想外のものが流れ着くことがあるそうです。
その最たるものは…これ

そしてこの展示につけられていた説明は…

エジプトからイギリスに旅していた船が海峡で難破し、海にぷかぷかと浮かんでいたものをスペイン人の漁師により回収され、ジブラルタルに輸送された。
説明の一部によるとツタンカーメンの墓を発見したことで、 有名になったハワードカーターの名前がみられ、彼の判定によると紀元前700年から800年ぐらい前のものであるだろうと(と言うことはざっと今から3000年ぐらい前????)。
若くして亡くなった男性のもの、しかし王族や貴族階級の人間ではないだろうとの
コメントが残っているらしいです。
great siege tunnelの入口にはケーブルで上る方法とバスで上る方法とがありました。
私たちはケーブルで上って、バスで降りることとなっておりました。
で、バスが迎えに来ていたのですが…



とにかく猿がやりたい放題していました…。



中でも特に圧巻なのは…

猿が大砲でぶっ飛ばそうとしている船は…クイーンエリザベス2世号です♪
と言って猿の振る舞いに笑っていても、やはり要害の地…。
随所にちらちらと見えるものはその複雑な歴史的な背景をしのばせるものばかり…。



左は駐車場の傍にある大砲、中央はネルソン停泊地、そして左端はそのネルソンの像
で、このネルソンの係留地の建物の屋上にあるのは…


この巨大な大砲です。
特に左側が巨大な100トン大砲



100トン砲、大きく見えますが
左側の地図を見ると射程はそれほど大したものでなくデモンストレーション目的かな?と思いました。
しかし、このデモンストレーション砲、射撃に失敗することが多かったようで、
発射された筈と思って待っていて、発射されず…。
30分経っても発射されないときには子供を大砲の中に入れて状況を確認していたと…。
で、それは本当の話????それとも作り話???
その説明が右側の文章です。



町に出れば、イギリスに似た風景が広がり
店舗にはクイーンエリザベス号のお客様歓迎のステッカー(QE2と描かれているもの)が貼られています。



左側はイギリスの有名なフィッシュアンドチップスの画像、しかしこれを食べた日には私は3日ぐらい胃もたれで騒がなければならない…
中央と右側の写真は同じ不動産会社の広告、中央はイギリスポンド表示、右側はユーロ表示。
同じ不動産会社が国の異なる地域の不動産を販売している少し不思議な状況。
ジブラルタルは土地がないからアパートメントの販売、スペイン側は土地があるので庭にプール付きの邸宅…。
これからも見て取れるのはイギリスとスペインの間に挟まれて不思議な運命を辿りつつ生きる地域の定め。
そして船着き場に行けば掛けられているのは…




と言うことでジブラルタルの説明を終了します♪