年のためか、最近は計画を作るのは好きなのだけれど
いざ出発!となると億劫な思いが強くなる傾向があって。
でも結局の所はキャンセル料金がもったいないとか理由を付けて出かけることにはなるのだけれど…。
そんなことを思い悩んでいると前日午後4時38分ANAからメールが入ってきた。
『02月11日ANA1651便大阪/伊丹発 - 秋田着は
雪のため、運航に影響がないか02月11日 07:20に天候状況の確認を行います。
結果は02月11日 07:35頃までに決まり次第、メールおよびANAホームページにてご案内いたします。
次のご案内までお待ちください』
などと書いてある。
そんなこと言われたって、7時35分まで自宅で待っているわけにもいかない。
そんなことをしたら、飛ぶことになっても絶対に飛行機には間に合わない。
結局の所、予定通り午前4時に起きて、伊丹に出かけることに…。

空港で待っていても、7時10分まだ天候調査中…。
8時40分発の新潟行きはこの時既に天候不良のため運航中止決定
(新潟って秋田より南だよね)
飛ぶのか、飛ばないのか…
朝ご飯に待合ラウンジでたこ焼きをつつきながらも気がもめること著しい。
ちなみに主人は平然と鮭定食を食べていた…。
幸いなことに予定通り8時5分に秋田を目指して離陸することに決定し、少し前から搭乗が始まった。
しかしこの時、アナウンスされていたことは
『機長判断で秋田への着陸が無理と判断された時には羽田空港または仙台空港に着陸することになります。
ご了承ください。』
『えっ~!!仙台ならまだ秋田新幹線当初の予定より逆方向から何とかなりそうだけれど、
羽田に降りられたら一体どうすればいいのよ。』
と頭の中で羽田に着いた時のことをシミュレーションするけれども、秋田に降りる場合もあるわけで
まだ何とも対策を立て難い…。
さて、伊丹空港は無事に時間通りに離陸、しかしやはり羽田空港かもとか仙台空港かもと叫んでいる。
日本海側一路秋田を目指して飛んでいくけれども窓から時折見える地上の景色は雪だらけ…。



機長からの案内アナウンスも『秋田空港は現在着陸できる最低の条件です。今後の状況では羽田空港、仙台空港に向かう可能性があります。』とのこと。
『まだ、言ってる。』と思いながら『最低条件って、この後改善する見込みがあるの??そんなのないでしょう!
仙台?羽田?どっちよ。』
座席でイライラしている私に対し、日本語のわからない主人は全く心配なくカメラを構えて地上の状況を写真に撮っている。その主人の様子にもイライラしている私。
そして8時40分、またまたアナウンスが…。
『秋田空港は現在の状況では着陸できませんので、ただいまから空港の除雪作業を開始します。
この作業は1時間程度かかる予定です。当機の秋田空港着陸は10時過ぎになる予定です。お急ぎの所を誠に申し訳ありません。』
これを聞いて
『秋田に行けるんだ!でも私の予定が…あんなに苦労して作ったのに…。』
『一体、乳頭温泉行けるの?もう一回予定の作り直しじゃない……。』
私の長い長い時間をかけて作った秋田空港からの予定が木っ端みじんに砕け散った瞬間でした。
ショック!!!