さて、長々の書いてきた9月17日の十津川村訪問の目的は
主人は清納の滝を写真に撮ることでした。
8月20日に撮影した写真は…

この写真を滝の右側が影になっているからと言う理由で主人は気に入らなかった。
で、再度トライしたのは8月30日…

この写真は確かに滝近辺に影はかかっていないけれど、上の写真と比べて水の美しさがうまくとらえられていない、
と不満だと言っていた。
8月20日の写真が撮られたのは午前9時頃、まだ日がやや傾いていてそのために滝の右側に影ができたのだろう、と主人は考えた…らしい。
で、もう少し日が昇った方がいいのではないか、と言う事で8月30日は午後2時半にトライした。
すると、山の中の狭い空間に日が差してこないから、影はできないけれど、日の光を受けて青く美しく輝く水の輝きは捉えられていない、
と主人は考えた…らしい。
で、『今度は昼前に行って写真を撮ろう。』と。
そうすれば影もできないし、滝壺に照らす光も捉えられる、と考えた…らしい。
そして撮られた写真がこれ。

8月20日から9月17日までのわずか一か月の間に太陽の動きが南寄りに変わっていき、低い天空を廻ることから
全体に影ができるようになってしまった。水にも日影ができ、滝は明るいけれど、両脇に影ができ、滝が明るく際立つことはなくなっている。
明るい部分もとても狭くなってなんとなく窮屈な絵になっている。
と言う事で、三度目の正直!!とはならなかった。
で、言う事には…
『玉置神社にはたくさんシャクナゲがあったからシャクナゲが満開になる頃にまた行こう。6月ごろに清納の滝を写真に撮影するのが適当な時が来ると思う。』
って、まだあきらめてないの?
あの強烈な山道をまた登るつもり??
らしい…。

で、滝を見た後に主人が戻ってこない?何をしている??
と思ったらひたすらにアゲハ蝶を追いかけていた。
(自分の年齢を考えろ!と叫んでいる私)



これだけの写真を撮るのにどれだけ写真使っているんだ?とカウントしてみたら50枚…。
人のカメラを使って…。全部消去決定♪
で更におまけ…こんなものを撮っていた。

つゆ草を見たことがないから、珍しいらしい…。
これでようやくに9月17日の十津川村訪問終了。お疲れさまでした。
今度は来年の初夏か…。それまでに忘れてくることを願いつつ…。
付記
先日の句碑のなかの山刀について
山刀というのは刀ではなく、山で木を切ったりする時に使われる斤らしい…。
だから農耕をしたり、山仕事をしたりと言う十津川村の暮らしを表現したもの、と帰着です。