今日はクリニックが休診の日。

10月末に右手首を骨折し、それに付随して新たな問題も発見されて年末から色々と心穏やかでない日々を過ごすこととなってしまいました。

 見出された問題の対処のために考えた手がなぜか新たな騒動も引き起こすことになり、

追加で疲弊してクリニックの診療の空き時間は横になって疲れをとるのが精一杯という日々が続いていました。

漸くに自身の方針も決まり、少し回復してきて今日は久しぶりに主人のためにカレーでも作ろうかと思えるようになりました。


主人は庭でバラの剪定行っていて、これが半端な数でないので大変な作業になります。

で、一人で働かせている罪悪感から、私がベッドからごそごそと起きだして調理開始。

 カレーは日本式のカレーで大丈夫なのですが、昔ハ●スのバー●ントカレーを使うと 

  『甘すぎる!』と食べてくれませんでした。

で、今は同じメーカーのジャ●カレー、中辛と辛口を半々に混合して使っています。


ジャガイモ一杯が大好きなので(やっぱ、イギリス人!)、たくさんのジャガイモの皮を剝いて行きます。 

主人が自分で調理する時はピーラーで皮を剥くのですが、この時ジャガイモの芽を除かないのです。

私が傍にいる時は主人がピーラーで剥いた後で、

包丁で一つ一つジャガイモの芽を除いて行くのですが、

あまりイギリス人ジャガイモの芽を気にしないみたい…。

主人に『ジャガイモの芽に毒があるよ、って日本では言うけれど。』と言うと

『イギリスでは言わないよ。』との答え…。

イギリス人のジャガイモを食べる量は半端じゃないから、品種が違うのかな?と考えたり、

スーパーでも日本でお米を売っているような形式に近い形でもっと大きな袋で売っているし…。

家族の主食だから大量に茹でるし、そりゃ、いちいち芽など取っていられないよね、と考えたり…。

いまだにこの問題に答えは見つかっていません。


人参は同じ扱い、やはり皮を剥いておく方が好きなのでこれも包丁で皮を剥きます。

玉ねぎは私のやり方でバターで炒めるので、やや小さめに切っておきます。

ベースはすじ肉を茹でたスープを使うのですが、ここで問題はスープをとったあとのすじ肉の扱い。

一度すじ肉は鍋からあげて、スープに水を適当に足して、

そこにコンソメスープを足して煮込みのベースとして使うのですが

その点は問題ないのですが、その後のすじ肉の扱いで意見が分かれます。


主人はすじ肉を人間の食べ物として認識できないのです。

つまり精神的に食べられない。

そんなことを言い始めると一杯食べれないものがあって、

  ホルモンはダメ!もつ鍋、人間の食べるものと彼は思っていない。

  肉は良く焼かないと駄目!(したがって彼に焼いてもらうと良いお肉も靴底みたいな硬さになってしまう)

  日本人が喜ぶ油の部分、さしの部分もダメ!(さしがあるからいいのだよ、と言っても油は良くないのだ!と彼は言う)

  薄切り肉は、なんじゃこれは?と言う状態。


調理を始めて、さて肉はどうしよう!と。

冷凍庫を見るとハラミ肉が結構あるのでこれで代用しておこう、と結論。


ハラミを解凍してカレー用に一口大に切っている時に

  『バラの剪定が終わった!』と主人がキッチンに入って来ました。

 彼自身の思い入れがあるので、好きなサイズにジャガイモ、ニンジンを自分で切っていく…。

 ハラミ肉は自分で塩、コショウで炒めているし…。

 一応、カレーは夕食時に食べれる形になって…。


完成した頃に、友人から電話がかかって来た。

 で、上記のいきさつを説明すると

『異文化で暮らすのは大変な辛い事なのだから、そんな無理にすじ肉や薄切り肉を食べさそうなんてことしないで上げて下さい!』

と猛烈な勢いで、主人の援護。彼女も外国暮らしが長かったから主人の気持ちがわかるらしい。

  『向こうで私も慣れない食べ物に苦労したんだから。

   私は日本に帰る日を指折り折って待っていたけれど、ジェルミーさんはもうイギリスに帰る気はないんでしょう?

   先生がもっとジェルミーさんに優しくならないと。』

   って突っ込みが…。

『そんな~。スジ肉と羊の頭とでは問題のレベルが違うでしょう!』

と言いたいけれど、彼女の言葉によると

 自身の中に食べ物として認識のないものを食べなきゃならない、と言う点では問題は同じらしい。

そういえば、どこかの山奥でイナゴを食用にするという話、この点から考えるとやっぱ無理かな。

 最後には、いや、あなたが言う事にごもっともです、と言うしかなかった…負けた!!!

でも、昔、昔、『美●しんぼ』なる漫画で、

ふぐの白子の代用として羊の脳みそを食べるという話を読んだ記憶もあるのだけれど…。

 でもふぐの白子の代用として、羊の脳みそを食べるかと言うと、

  そこまでしてふぐの白子を食べたい、とは到底思えない…。

 やっぱ食に関する問題は精神的に根が深いな…と考えつつ

  結局ハラミ肉でカレーは締めくくった、

 ちなみに写真は私が食したイギリスでの食事…

これを食べるのは誰にでも無理はないと思うけれど…。

  少し、日本のものに比べると、私は『大味だな?とは感じていた。  

 

しかし、量が多すぎる…。半分で十分なんだけれどな!!