昨年、お盆の御膳を作る話を挙げたのにもうあれから一年…。

本当に年を重ねると一年、一年が早くなります。

『無駄なことだ。』と思いつつ今年もお膳作りに悪戦苦闘をしております。

今日は仕事は休みですが、乳腺外科の受診が入っていた関係でいつ帰って来れるかわからなかったので

昨日下ごしらえをせっせとやっておりました。

 昨日下ごしらえをしていたのは芋茎、牛蒡、カボチャ、冬瓜、子芋など。

で、本日は味付けをするだけで良かったので。

例年であれば13日はいつもお素麵だけだったのですが、今年は本格的な(?)お膳づくりに挑戦しました。

関西医大受診、帰宅後、少し休んで調理を開始しました。

  調理しながら、母は私に何を希望していたのだろう、と今さらに考えます。

若くして亡くなった人だから、その人が齢を重ねて衰えていく過程を私は見ることがありませんでした。

故に、私の心の中に残ったのはいつも元気で精力的な母の姿のみ。

そしてその姿は私にとっては超えることのできない山のようなもの…。

その姿を必死で追いかけながら、終生超えることはできないのだろうな、と思う。

一生を母親の影を追いかけて終わるか…。

ある意味、母は最期まで残酷です…。