休みだと言うのに、全くじっと静かに家で時間を過ごすことのできない性格…。
今日は京都に出かけました。
と言っても目的地は四条烏丸の京都大丸なので、車は無理と言うか使いたくない…。
で、公共交通機関を利用して…。
約束は京都大丸開店時の10時なので、河内長野出発を午前7時とするか8時が適当か…。
ざっと京都まで2時間と計算して、7時に出発をすると京都で1時間の余裕ができる。この時間を利用して京都でおばんざいのモーニングを食べるか…??
でも、主人にとっては拷問だろうし…。
それと7時に出発すると、行動時間すべて通勤ラッシュに巻き込まれてしまうし…。
と言うわけで、午前8時に出発と決定。
京都大丸、やっぱ四条烏丸に入りたいよね。
では選択は…阪急か京都地下鉄。
で、早さで言うと…やっぱJRを利用と決定。
と言うわけで、河内長野を7時58分発のりんかん、新今宮で下車して環状線で大阪。
それから京都線で京都駅に至り、そこで京都地下鉄に乗り換えて2駅でほぼほぼ四条烏丸。
環状線が若干遅延と混雑以外は無快適な旅で、無事に京都大丸開店の15分前に店頭に到着。
今回、京都に出かけた理由は京都大丸での友人の画家さんの個展の展覧会。
今日が初日で、やっぱ初日に来てくれる方が嬉しいよね、とは勝手な自己判断。

大丸京都店ホームページから
山村 祥先生の個人展、併せて3年前に亡くなられた旦那様の作品も…。
去年は京セラ美術館での彼女のサロン展を鑑賞させて頂いたのですが、様々の工芸家、画家の方たちのスポンサーをされていたのですが
その時は、主人は何も欲しいと言う事はなかったのですが…。
その時の経験から、今日は少し油断していたのですが…

主人が持っている絵…。
欲しいと言い出して!
その聞き方が興味深いのです。〇〇円だったのですが、
『それってポンドに直すといくらになる??』
って心の中で
『お前(すいません,柄が悪いです)、日本に16年も暮らしていていまだに貨幣価値も分かっていないのか!!』
と叫んだ。
黒と白だけの絵、その黒の深さが何とも言えない、とは主人の言。
そして買い取ることに決定して撮った写真が左。
私と主人とそして山村先生。
主人が抱えているのが主人が購入した絵画。
主人が猫好きなので、それも出たかな??
購入した絵画は9月23日、京都に私達が車で行き撤収することに決定。
待ち合わせをしていた友人は、この時はもう同席していて
『9月23日であればもう着物の着付けのレッスンができるよね。』
彼女はどうしても私が自身で着物を着れる様にしたいらしい。
で、目下特訓を計画中、と言うか少し進行中。
彼女には昔から着物の事では色々お世話になっていて…。
特に京都大学の卒業式が近づいた時、亡くなった母が
『美智子は全く着物を持っていないから、いつか一枚これは!!と言う着物が欲しいわね。』
と常日頃言っていたのを思い出して、卒業式のために着物を買いたいので力を貸してほしい、と彼女に頼んだ。
結果、購入したのが


(上は卒業式の時撮影した記念写真)
着物は京都でも指折りの彼女の従妹の呉服屋さんに依頼して、そこにお抱えとなっていた着物作家の方に私の身長に合わせて描いて頂いた辻が花。
その着物作家の方は東京の歌舞伎座の緞帳を二度に亘って描かれた方と言う事で当時非常に有名な方でした。
彼とも直接相談することができ、非常に気に入った品物となりました。
彼女の力であきれるほどに安いお値段で分けて頂くこともできました。
ちなみにこの時私は42歳、いくら何でも振袖は無理だよね~(笑)、と言う事で訪問着となった。
しかし、しかし、この着物で卒業式に行ったら…
ガードマンの人に言われたのは
『父兄は二階席に行ってください!』(私は卒業生自身です!父兄ではありません!)
同級生を見た他の同級生の父兄から、言われたのは
『お嬢様のお着物素敵ですね。』
(勿論私の娘のはずがあるわけないでしょう!!単なる医学部の同級生です!)
まっ、仕方ないよね、42歳で京大の医学部卒業の女性など…めったとその辺に転がっている筈がない。
そこは自覚しています、ハイ。しかし心の中でつぶやきたくなるのは…これはもう仕方がない。