今日はクリニックの休診日…じっとしていられない性格なので
『出かける所は?どこか…。』と考えて『もう一度十津川村に行くか!』と決定。
で、今回は違う道を行こうと思いつき、
480号線でかつらぎ西まで、そこから京奈和に乗り、阪和道、紀勢自動車道と進んで上富田ICで高速道を降り、
短時間国道42号線、そして311号線にて本宮まで至り、そこから北上という前2回とは異なる南側からアクセスを試みました。
今回このルートを選択した理由は玉置神社を訪ねる事が私の目的の中にあったから…。
神社へのアクセスの道を確認するとかなり狭小な山道を登らなければならないみたいでその道が空いている方がいいのではないか、そうなるとできるだけ早い時間の到着が望ましい。
それと運転してくれる主人のためには使う道の大部分はできる限りストレスフリーの方がいいのではないか、と言う考えから自宅を早くに出発し高速をメインに使うために南からのアクセスとしました。
この経路では奈良県に入るまではかなり広い走りやすい道の予想だったので、上富田ICを降りてから(高速は主人に任せる方が早く進むので)
『もしよければ少し私が運転するよ。』
と言ったら、路肩に車を停めて『じゃ代わってね。』って…。
で、311号線はほとんど私が運転することになってしまった。
自宅(河内長野)を出発したのが5時半、運転を代わったのが7時半ごろ。
この時間帯って通勤の人が結構動いているのですよね。
で、みんな道に慣れているだけであおっているつもりはないのはわかっているけれど、後ろから車間を詰めてくる。
こっちは久しぶりの運転でハンドルにしがみついている状態。
と言うわけで私的にはストレス一杯の運転タイムとなりました。
病気の間運転をほとんどせず、その間にプリウスを買い替えて、新しいプリウスを運転した回数は???と言うと…片方の指で十分な状態。
意見は分かれるところだと思うのだけれど、私にとってはプリウスは運転しにくい。買い替えの時もアクアとかカローラとかを提案したのだけれど…。
主人はなぜかプリウス大好き。と言うか単純に『身長の故に小さい車がいやなのだよな。』と私は理解している。
ともかくも計画通りに行程は進み、まず最初の休憩地は十二滝。



こんな感じに国道のすぐ横にあるので、車を停めて簡単に鑑賞ができる、でも高さも水量もそれなりにあって
なかなかの眺めでした。気軽さからもお勧めです。
滝の傍らに…



十津川や 耕人の 山刀
『耕人の』の部分を最初、こうじんと読み、5-7-5にあてはまらないぞ。と焦っていた私。
与謝蕪村は通り一遍以下の事しか知らないです、残念ながら。
『たがやしびと』と読むと字数が合って来るのだそうな。(これは車の中でタブレットで調べた情報、何とも5-7-5にあてはまらないのが気持ち悪くて…)
刀は一体何のための刀なんだろう?動物を料理するため?それであれば刀である必要はないよね…。包丁で十分の筈。
地侍?の様なものを意味している??農耕に従事することと戦いを同時に行っている??
でもこの時代奈良で戦いはあった???もっと後では前にも少し書いた天誅組の決起があるけれど時代的には少し早い気もするし…。
でもこの地域から天誅組の大部分の決起メンバーが出てきたのだから、既に農耕をしながら武道にも励んでいた???
何とも理解が追い付いて行ってません。
ま、後で調べるとして次の目的地はいよいよ玉置神社です。
168号線から分かれて、山を登る道に入っていきます。
その距離約11km、かなりの部分対向車との行き違いが難しいです。
ですので、前を向いて走ることしかできない私には(免許を近い将来返納しなければならないかも…)当然運転できる道ではありません。
上り道の途中で車を一時停止させて撮った写真です。
これはまだまだゴールが遠い時でもっと、もっと神社を目指して急勾配を登っていきます。

十津川村が眼下に綺麗に見えています♪


で、いよいよ到着して…。と言うか神社まで上ってくるのに結構時間がかかりました。

左境内の案内ですが…。
結果論ですがこれを持って廻るべきであった、と思います。
(少し、油断しました)
御本殿、若宮社、神武社、神楽殿、大日堂社、手水舎、上の手水舎、三柱社、出雲大社教、西真王水神、らはお詣りができた。
夫婦杉、神代杉も見た、しかし大杉、和泉式部後白河院参詣記念塔は見なかった。
玉石社不思議なことにかなり上にあったのに上ることができた。
(これが不思議でした、いつもだったら上り少しでも息が苦しくなるのに)
白山社、枕状溶岩、山の神も見た。
しかし社務所は修復工事中のために見れなかった。
とまあ様々…。




上の写真は参道を歩いている主人…。
『20分程歩くことになるから、車で待っていたらいいよ。』と言ったのだけれど、『自分も一緒に行く。』と言う事で…。
私を一人で行かせると無茶苦茶な歩き方をするから、止めなければならないし、と考えているのは分かったけれど無視。
中央の写真、途中で道が二つに分かれて、左側の道には『お体の不自由な方は左の道よりお越しください。』と書いてある、で、主人が左に行こうとしたので
『右側が正しい道だ!』と叫ぶ私。主人は日本語が読めないから、写真に写っている案内板は当然読めない。
左の道でも間違いではないので、唯『お体の不自由な方はこちらの道から』と書かれているだけ…。
でもそれを説明すると絶対に左からと言われそうなので…私もいちいち事細かく説明はしない。
しかし、左の写真の様に結構激しい下りが延々と続く様になってきて主人は『この道をまた帰る時に登るの?』と帰りのことを考えて少し不安そう…。

でも、歩いている時に突然木漏れ日が降る様に照って、本当に道が美しく輝いていたので…慌てて写真を撮ったのだけれど
この写真から感動した木漏れ日がわかるかしら???