11月23日に京都及び滋賀で石山寺、赤山禅院、曼殊院、詩仙堂等を訪問する前に

11月19日午前談山神社を訪問致しました。そして夕に和歌山でフレンチを食べていた訳で…。


談山神社の歴史はと言うと

  神社裏山にて中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒すための謀議を行ったこと、そしてその歴史から藤原鎌足を主祭神として祀る寺院として有名です。

談山神社のホームページには、藤原鎌足死後御墓は現在の大阪府高槻市に造られるも、長男の定慧和尚が鎌足公の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬、

十三重塔と講堂を建立し妙楽寺と称したのが談山神社の始まりと記載されています。


 

 今までに、このあたりに行くたびに『談山神社こちら』の案内は目にしていたのですが、有名な十三重塔ゆえになんとなく気が進まないものを感じて避けていました。

ですが、それなりに紅葉の名所としても有名ですし、『一度足を運んでみるか。』と思い直し、訪れました。

行く道すがらには『飛鳥寺こっち』の案内があり、車は石舞台古墳、天武持統両天皇陵の横を通り過ぎて『飛鳥時代真っただ中だ!』と心の中で叫びました。

飛鳥時代と言うと少し私の古傷が傷む記憶がよみがえります。

 主人が日本にまだ来て間もない頃、二人で飛鳥を訪れたことがあります。

  その時に別に頼んだわけでもないのですが、ボランティアの少し高齢の男性の方がファイルを手に説明してやろう、と私達に話しかけて来られたのです。

  ところが小さい時から父の方針で大量の本を読まされた育った私、日本の歴史となると

かなり自信があったため彼にファイルを見る暇も与えず、

  自慢げにしかも英語で説明してしまったのです。間に口を挟もうとする彼の間違いも指摘しながら。

  『よくご存じですね。』と言いながら遠ざかって行く人の後ろ姿に『あっ、またやってしまった!』と思ったけれど後悔は後の祭り。

  その方の気持ちを傷つけてしまいました。


  

ともかくも談山神社です。

  

談山神社、正門…。

本堂へのアプローチの道…

               

蹴鞠の庭…

   でも蹴鞠の鞠を逃した中大兄皇子に接近を企図していた中臣鎌足が鞠を捧まつって二人の結びつきができるのって

    ここではなかったよね…???

  有名な十三重塔…

本堂に続く階段から…。