一昨年の12月に乳がんが発見された時、サイズもそれほどになく

 その時にはステージⅠかステージⅡAとの診断でしたが、

手術前のPET-SCANで癌が胸のリンパ管の本管に入っているのが判明し、

一挙にステージはⅢCとなってしまいました。

 それと説明された時の私の正直な感想は

   『えっ、その次はⅣしかないじゃない。』

で、もう後がない!!!  で、

『はっきりと現状を説明してもらいたい。私に生活を頼っている人がいるから。』

(と、その最たるものは主人ですが…)

その時に言われたのは

『まだあきらめるのは早い。治せると思う。

でもフルコースの治療で行くので苦しいものになると思うが、頑張ってほしい。』

との言葉でした。その言葉をよすがにほぼ二年間…

化学療法から始まって、手術療法、放射線療法、現在は内服抗がん治療。

その抗がん治療も早いもので余すところ2か月。

 2週間服薬し、1週間休んで、また2週間服薬して、を繰り返してきました。

前回の服薬期間は内服に伴う副作用もそれほどになく、倦怠感も強くなく

『薬にも慣れてきたのよね。』

とわかったような事を言っていたのですが…。

今回は副作用が思いのほかにきつい!!

吐き気、消化管がまたまた止まってしまって腹痛、食べれない。

当然体力も消耗、少し太ってきていたのがまたスタートラインに…

きっと、抗がん治療ってこんなことの繰り返し、何だろうなと。

調子が良い時はもう病気が治ったようにさえ思え、少し調子が悪いとへこんでしまう。

その上がり下がりの繰り返し。

精神状態を上向きにポジティブに保つのが時には難しいことが。

でもそれも人生、一歩、一歩歩んでいくしかない、と自分を励ましている今日です。