京都ばかり続いても読んでくださる方にとって面白くないと思い、父との闘病の日々を入れたのですが
『如何せん重すぎた!』と言うのが私の正直な感想…。
と言ってもあれは起きた事で誇張はないのですが、『読んでいて重いかな。』と思います。
その中で感じたことが私が医師になるきっかけの一つであったことは間違いないのですが…。
で、今日はもう少し笑えるネタにしようかと思います。
金沢大学時代は両親とかの地で生活していないので景色と重なる両親との思い出はあまりないのです。
若さゆえに未熟ですが野心に満ちて将来を夢見た頃だったので、楽しい思い出が多かったのです。
その思い出が懐かしくて、金沢大学を卒業した後も度々訪問してきました。

金沢は江戸時代最大の大名前田家の所領加賀藩の中心都市でした。
前田家は最有力の外様大名であり、江戸幕府との戦端万が一に対しては
備えられていたと思います。
以前書いたように金沢城の瓦は鉛で
できていると言われていますし…。
左の地図を見て頂くと読み取れるように
外堀として
犀川、浅野川の二本の川を想定していたのではないかと私は思います。
(google mapより)
犀川は大きく男川と呼ばれる様に荒々しいイメージですが、浅野川は女川と呼ばれ、浅野川でかつて行われた友禅流しの様に
街の人々の生活に密接に結びついた川と私は感じてきました。
時代は古くなりますが金沢が生んだ文学家と言えば、室生犀星、徳田秋声、泉鏡花の三人でしょう。
前にも書いたように犀川の傍に育った室生犀星に対し、泉鏡花、徳田秋声は浅野川沿いに文学碑があります。
泉鏡花の作品、『滝の白糸』は水芸人滝の白糸と彼女の恋人村越欣弥との間の悲恋物語です。
| 恋人村越欣弥が資金の無さのために勉学の道をあきらめたことを知った滝の白糸は彼を援助しようとします。 自身の人気の低迷のために高利貸しからお金を借りるのですが、その資金を高利貸し及び商売敵の謀略により奪われてしまう事となります。 それを知った滝の白糸は彼らのもとに詰問に行くのですがその際に誤って高利貸しを刺殺してしまいます。 逮捕された白糸の前に検事として登場したのは白糸の資金で勉学して検事にまで出世した恋人でした。 恋人村越欣弥は白糸に罪を認めるように説得し、彼の説得に罪を認めたのち白糸は舌を噛み切り自殺します。 後、恋人村越欣弥もピストル自殺で命を絶つのでした。 |
この滝の白糸はいくつかの映画となり、有名な女優の方が演じています。
下流から上流に向かって浅野川の左岸を歩くと、そこは鏡花のみちと名付けられた散歩道となり、
滝の白糸の碑、水芸人白糸の像を見ることができます。
遊歩道からみた梅の橋の写真です。
丁度、この橋を渡った向こう岸に徳田秋聲記念館があります。


こちらは浅野川大橋、はるかに見えているのは天神橋です。
この浅野川大橋を超えて鏡花のみちを進むと主計町(かずえまち)と呼ばれる地域へと入っていきます。
こちらは金沢の三花街の一つです。
こちらは暗がり道と呼ばれる坂道の写真です。
主計町の背後は尾張町と呼ばれる比較的富裕な人々の住む地域で、その地に住む旦那衆がこっそりと花街に通った道だと言われています。
尾張町には泉鏡花記念館もあります。泉鏡花の天守物語を坂東玉三郎が演じたのを見たことがすのですが、本当にぞっとするぐらい美しかったですね。




これが主計町の様子です。
私自身の個人的好みとしてはこちらの主計町の方が有名な東の廓より好きです。
観光客も少ないですし…。

こちらが東の廓の写真です。
で、この主計町で主人に芸者遊びを体験させてやろうととんでもないことを計画しました♪
その時の動画です。


