昨日の朝の事。

クリニックに出勤しようとしている時、

家の傍を通り山の方に上る道の所に白い服を着た女性が立っているのを見かけました。

家の傍を通り山の方に上る道は

私達が住むエリアに供給する水のタンクが設置されている場所に至るためのものとなっています。

唯、道の途中に施錠された門があり入ることはできません。

その門の所に背の高い白い服を着た女性が立っている???と見えて

『こんな朝の早い時間に…???』と疑問一杯の私。

主人に『ゲートの所にだれかいるみたいよ!!』って言うと、主人は

『あれは人じゃない。鳥だよ。もうだいぶ前から時々みかけるよ。』とあっさりした答えで返してくる。

で、それがこの写真…。(施錠されている門も写っています)

これはその後で主人が撮ったものなので、もっとはっきりと鳥とわかるけれど…

私が見た時にはもっとあいまいだった。

で、主人が

『この間から大きな白い雉がいるって言ってだろう。この鳥のことだよ。』

そんな話をして午前の仕事を終わって昼休憩のために自宅に帰ってみたら、

今度はうちの裏山にいる…で、またびっくり。

主人はクリニックに私を送り届けた後、

自宅に帰ってきてほぼほぼ午前中ずっとこの鳥を写真に捉えようと苦労していたみたい。

私達の裏山いるのであれば、自宅の二階から見るのが一番見やすいと思い

悪戦苦闘主人にかまわず、私はさっさと家に入り二階に駆け上がり二階の窓から裏山を見る

とやっぱりいました。

どう見ても雉ではないよね…、

しっぽが長過ぎる。

しっかり歩いています。

白い雉と言えば、昔白雉(はくち)と言う年号があったのはその時代の事を本で読んで私の記憶に残っています。

乙巳(いっし)の変(645年)後、650年長門国(今の山口県)の国司から天皇に白い雉が献上され、

天皇陛下はこの時いたく喜ばれ、瑞祥として元号を白雉と改めた、とされている。

つまりそれほどに白い雉は珍しく、天皇陛下も元号をわざわざ変えるぐらいの出来事であった

と言う事。そんな珍しいものがうちの庭をごそごそと歩いている筈がない…。

ちなみにこの時の天皇は孝徳天皇、彼は天智天皇、天武天皇の叔父、皇極、斉明天皇の同母弟にあたります。(皇極天皇と斉明天皇は同一人物です、つまりこの方は重祚した訳です。)

乙巳(いっし)の変後、中大兄皇子らによって企画された難波長柄豊崎宮に孝徳天皇は遷都します。

この時の年号は既に白雉2年。

が、大陸との関係性の変化から皇太子中大兄皇子は飛鳥に帰ることを主張。

飛鳥遷都に反対した孝徳天皇のみを難波の宮に残し、

中大兄皇子は臣下の大半、孝徳天皇の皇后、大海人皇子、天皇姉の皇極天皇(自身の母)

を引き連れて、飛鳥に帰ってしまいます。

その状況に孝徳天皇はいたく衝撃を受け、病で翌年亡くなったとされています。

白雉はわずかに5年にて終了、孝徳天皇の在位は5年間の事であったとされています。

再び姉が今度は斉明天皇として重祚することなります。

後に孝徳天皇の息子の有間皇子は謀反を企てたとして、

和歌山県海南市の藤白坂にて絞首刑に処されています。

有間皇子の存在が中大兄皇子にとって邪魔であるとして、

中大兄皇子の意を受けた蘇我赤兄の謀略に謀られてしまったのだとする説もあります。

この時有間皇子は19歳でした。

白い雉は瑞祥だったとされていますが孝徳天皇、有間皇子の人生を考えると

何とも言い難い気持ちがします。

さて庭の正体不明の鳥ですが…

かなり可愛い顔をしています…。

でも、とにかくしっぽが長い…。

どう見ても雉ではない…。これに近いものと言うと…

  当然、読んでいる人も気付いていると思うけれども…クジャク!!!

写真をよく見て頂くとわかる様に頭の上に王冠の様になっているのもクジャクっぽい…。

で、白いクジャクってあるの??て検索をしてみたら…あった!!!

全くこれと同じ写真が…。

で、うちの庭を歩いているのは白孔雀と判明…。

でもこれってインドにいる鳥で、日本の野生に居てはいけない鳥と書いてある…。

さてどうするか???

『面倒くさいことに首を突っ込むのはいや。』

としてほっておく???でもインドの鳥が日本で生きて行けるのだろうか??

生きていけなくても、短時間でも自由を謳歌できる方がいい???

鳥インフルエンザの可能性は??

などと、考えていて昔うちの猫が行方不明になった時に

警察から遺失物として電話がかかって来たのを思い出した。

(猫も物、だそうです)

この鳥も本来は日本にいない鳥だから誰かがインドから日本に持ってきたわけで、

所有者があると言う事は遺失物となる???

と言う判断で警察に電話を掛けてみた。

するとすぐに警官の方二人お越しになったけれど、残念ながらその時にはクジャクは飛び去っていた。

『やっぱ、お巡りさんが来るってわかったのかな??』

こちらから彼らに写真を提供し、また出たら報告くださいなどと指示を頂いて最終的には帰られた。

結構、此のドタバタで昼休憩はかなりつぶれた…。

いつも事だけれど、私って本当におせっかい…。

ちなみに検索の次いで見たけれど、この鳥羽を広げたら非常に美しい…。

その姿を見たいと考えておりますが,雌がいなければ無理か…。