さて、蔵王は短時間の訪問になってしまってもう旅館に急ぐしかなく
予約してある旅館に急ぎました。

これが滞在する足達屋さん玄関。
客室数18室のこじんまりとした旅館です。
この旅館を選んだ理由は全長30mの巨大な露天風呂があるから…混浴だけれど。
ところが2025年7月リニューアルし、
この巨大な露天風呂を男湯と女湯とに2分割してしまった、とのこと。
少し残念だけれど…仕方がない。
と他の旅館写真に行く前に一つ前のトピック、
不動滝と三階滝のカニとウナギの戦いについて…調べました。
結構壮絶な昔話でした。
気になる方は赤い部分を飛ばしてください。
昔々のこと、三階滝の滝壺には大きなカニが住んでいました。
しかしカニは大きくなってきて、棲家が狭くなってきました。
もっと快適な棲家はないかと探したカニは
不動滝の滝壺が三階滝より大きく快適に生活が出来そうだと気が付きました。
しかし、不動滝の滝壺には大ウナギが既に棲みついていました。
カニは何度も棲家を交換してくれるように大ウナギに頼みましたが
大ウナギはうんと言ってくれません。
とうとう二人(二匹?)はお互いの棲家を掛けて戦う事となりました。
しかし大ウナギは大カニよりもずっと高齢でした。
ゆえに戦いに負けるかもしれないと恐れた大ウナギは若い美しい娘に姿を変え
猟師を訪ね、金銭を渡し、大カニを退治してくれと頼みました。
戦いの日、そして猟師に加勢を頼んだ日、猟師が現場に行ってみると大カニだけがいて
川は真っ赤に血の色に染まっていました。
猟師は約束の通り大カニをめがけて銃を発射し、大カニを射殺しました。
しかし大ウナギは猟師の到着の前に敗北して大カニのはさみで体を3つに切り刻まれていました。
3つに切られた体の頭部は青根に飛んでいき、その地の温泉は頭部眼病に聞くこととなりました。
胴体の部分は峩々に飛んでいき、そちらは胃、腸、肝臓に効能のある温泉、峩々温泉となりました。
最後のしっぽの部分は遠刈田に飛んでいき、神経痛、婦人病に聞く遠刈田温泉となりましたとさ…。

google mapから位置関係の地図を入れておきます。
不動滝(ウナギの棲家)は赤丸、三階滝(カニの棲家)は青丸、峩々温泉は左の上角に、
青根温泉は上部中央のやや右より、遠刈田温泉は下の中央に…。
そして私達が写真を撮っていたのは滝見台です。

左はフロントエリアの写真。
右はロビー部分で
大きな囲炉裏がありました。




で、まず大浴場に行こうと言う事で…

こちらは改修される前の大露天風呂の写真(福島市観光ノート ホームページから)
浴槽には洞窟風呂とか、寝湯とかの場所があります。
それは今も大気の湯、東側に残っています。


この二つが元の混浴の大露天風呂を分けられて作られた露天風呂。
左が大気の湯東、右が大気の湯西
男女入れ替え制

どちらもこうした室内風呂の部屋を経由して
外に出られるようになっていました。
(写真は旅館ホームページからです)
お湯は結構しっかりした硫黄泉で(調べたら日本でも有数の硫黄泉とのことでした)、
旅館に入る前からこの地に着いた時から主人は
『空気に硫黄のにおいが強い。』と言っていましたが、どうもそれが正しかったみたいです。
と思ったら、大変な事故が起こっていました。
2025年、2月18日に源泉の管理作業中に3人の方が硫化水素中毒とみなされる
事故で亡くなられているそうです。
特に源泉の付近で硫化水素濃度が高くなるそうで、入浴中に問題があると言う事では
ないそうです。
確かにお湯の色は乳白色、お湯には一面に細かい湯の花が散っていました。
主人は今までの温泉の中で『お湯が一番良い。』と感想を言っていました。
数日経過した今も皮膚はつるつるですべすべです。
そして、この温泉を出て一時間ほど休んでいると貸切風呂の時間となりました。






貸切風呂は建物を出て、庭を歩いてアクセスです。
写真上段左はそのかやぶき屋根です。 中央の写真、見えている戸が脱衣場、
湯船は結構大きく5人ぐらいまでは入れます。
この貸し切り風呂は宿泊代に含まれています。お湯は乳白色、白い湯の花が一面です。
ほんとに気持ちが良かったです。
一時間の時間指定でしたが、
残念ながらそこまでのんびりつかっていられる性格ではないので…。
ちょっともったいなかったかな…。

