ノルウエーへの旅
北欧訪問二か国目はノルウエーでした。
デンマークの首都コペンハーゲンからノルウエーのベルゲンに飛行機で飛びました。

(google mapから)
飛行距離は約685.39 km、ですのでそんなに大きい飛行機ではなかったです。
そしてそんなに高くないところを飛んでいきました。
ですので飛行機の窓から地上の氷河が良く見えました。
それがこの写真になります。

そしてこの時に私がやらかした失敗はこのブログの最後に説明します。
ベルゲンでの訪問場所で特に記憶に残っているのは作曲家エドヴァルド・グリーグの家です。
現在彼が暮らした家は彼についての博物館になっています。

建物の内部にはコンサートホールがあります。



左から彼の家の庭、中央は庭より見渡す景色の写真、右はグリーグの彫像の前で…。
彼は大変身長の低い人だったらしいです。
グリーグの作品の中で特に有名なものと言うと作家イプセンの作品『ペール・ギュント』に基づいて作曲された戯曲。
イプセンと言うと特に有名なのは『人形の家』、自我に目覚めて婚家を出ていく女主人公ノラが有名です。
書かれたのは1879年、ノラの生き方を通して新しい女性の人生を世に問うた作品ですが、
発表当時は悪評ばかりでボロボロだったとか…。
少し時代の先を行き過ぎた作品だったからでしょう。
主張が分かりやすい『人形の家』に比べると
『ペール・ギュント』は何を訴えたいのか
全く分からない荒唐無稽の話としか思えませんでした。
一攫千金を夢見て故郷を離れた若きペール・ギュントが時には成功し、時には失敗し、
最終的に年寄りとなって故郷に帰って来るまでの一代記です。
でも出てくるのがお化けとか悪魔とか意味不明だったのです。
結論としては目論見は失敗し、最後に身一つで故郷に帰り着いた時、
自身の人生が意味ないものでなかったことを説明しなければ
服のボタンにされてしまう事になった時、
ペール・ギュントは結婚後数十年放りっぱなしだった妻のソルベイグにその証明を求めます。
そこで彼女の歌う歌が本当に素晴らしいのです。
you tubeよりノルウエーのシンガーによって歌われたもののリンクを貼っておきます。
見捨てられ,顧みられることのなかった彼女がペール・ギュントを許し、
彼のお陰で自分の人生は豊かなものだった、と感謝する…そして彼の人生が意味深いものであったと語る。
本を読みながら思わず
『そんなことは絶対にないでしょう!!こんな勝手な男を許すな!』
と叫んでしまうのですが、
彼女の寛大さと大きさの故に彼は安らかに息を引き取るのです。

こちらはベルゲンの魚市場。
まだ日本人の景気の良かった頃で、日本人目当てに日本語の案内が映っています。
ノルウエーらしく、カニとか鮭とかロシア産のキャビアなどが売られていました。
最後にこの時に私がやらかした大失敗ですが…
チボリ公園に出かける時に人ごみを想定してパスポートを持って出るのが嫌だったのです。
で、勿論フロントに預けるのが一番の正解だったのですが、それを面倒くさいと考えてしまって
部屋のスーツケースの中にパスポートを放り込んで
スーツケースに鍵をかけてチボリ公園に出かけたのです。
でチボリ公園から帰ってきたのは結構遅い時間で、
その日のうちに翌日の出発に備えて
スーツケースをパッキングして廊下に出しておかなければならない事になっていたのです。
スーツケースはパッキングして廊下に出したのですが…。
そう、パースポートがその中に入っていることを全く忘れていたのです。
翌日起床した時にはもう廊下にスーツケースはなく、
そして朝食を食べ終え空港着いても自身がパスポートを
携帯していないことに気が付かなかったのです。
空港で短時間の自由時間があり、土産物店などをぶらぶら見ていて
『免税で買い物をするにはパスポートがいるよね。
そういえば昨夜からパスポートを全く見ていないし…』
と考え始め、そして…瞬間
『パスポートはスーツケースの中だ!!』と言う恐ろしい事に気が付いたのです。
それからはもうパニック!!!!です。
デンマークからノルウエーに渡るのだから絶対にパスポートが必要!!
一人デンマークに取り残されることになってしまう…。
そしてパスポートだけがノルウエーに運ばれてしまう。
チェックインカウンターらしきところに行って
乗る飛行機の便名とスーツケースの形状を説明して必死で
『スーツケース返してくれ!!!』
と叫びまくる。添乗員に見付かればきっと大目玉!!
何とか自分で対処しようと。
で、最終的にチェックインカウンターの真ん前でスーツケースを返してもらう事は
できたのですが、スーツケースの中をごそごそやっている所を添乗員に見つかってしまい、
予想通り、大目玉!!!
それ以後、いかなる時も首からパスポートをぶら下げておくようにしました。
って初めからぶら下げておくためのものは持っていたのですが
あまり快適でなかったので、つい…。
返す返すも私が馬鹿でした。


