今日は昼の休憩の間に奈良県の桜井市まで、三輪素麺を買いに行って来ました。
三輪〇本の本店にお中元の素麺を買いに行って参りました。
レストランで素麺と天婦羅の盛り合わせを主人のために注文したいと考えていたのですが、
いつもごとく売り切れ…。
仕方なく主人には肉にゅう麵を注文し、自分にはとろろ素麺を注文しました。


主人は甘いものが好きなのでそして最近なぜかわらび餅にはまっているので、葛餅を追加しました。
レストランからガラス越しに見えるのは箸墓古墳…。
『いずこかの大学の講義の時に聞いたな?』と思いながらぼんやり眺めておりました。
あの時講義してくださった先生は
『箸墓古墳が発掘できれば、卑弥呼の邪馬台国に対して多くの謎が解ける事になるかもしれないのに…』とか力説していたな?
と言うことは彼は畿内説を唱えていたのかな???とか考えつつ…。
しかし、今は第七代孝霊天皇とその妃倭国香媛の間の
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこ)の墓と言うことで宮内庁の管轄下、簡単には発掘はできない。
この第七代孝霊天皇も欠史八代の一人で実在の程は不明であるらしい…。
欠史八代、ご存じの方も多いとは思いますが
神武天皇の後の
綏靖天皇、安寧天皇、懿徳天皇、孝昭天皇、孝安天皇、孝霊天皇、孝元天皇、開化天皇
の天皇の方々…。
そして崇神天皇(第十代)。
この方が実在した可能性がある最初の天皇となるらしい…。
と読んでもこのくらい昔の事になると初代から九代までの他の天皇陛下が実在したか、どうか、その証明は今は到底不可能。
日本の歴史に若干の夢を抱いて考えていくのが楽しいかな…??
それぞれの考えをお互いに尊重できるようであれば楽しいな…と思う。
箸墓古墳の名前は
倭迹迹日百襲姫命は大物主神(三輪山の神)の妻になったが、大物主神は夜にしか来ず、昼には姿を見せなかった。
そこで、倭迹迹日百襲姫命は大物主神に明朝に姿を見せて欲しいと頼んだ。
その結果、大物主神は明朝箪笥の中に小蛇の形で現れた。しかし倭迹迹日百襲姫命はその子蛇を見て驚嘆し、叫び声をあげてしまった。
大物主神は自身の姿を恥じて三輪山に上ってしまい、倭迹迹日百襲姫命は自身の行いを恥じ、後悔して、陰部を箸で突いて死んでしまった。
と言うような伝説或いは実話に基づいているらしい…。
そこにちゃちゃを入れるのはどうかと思うけれど、陰部を箸で突いて死ねるかな???とわずかに疑問が…。
神の領域の事だから、人間界とは別か、と考えてみたりもして…。
ややこしいことを考えず、ここはおいしい三輪素麺を単純に楽しむこととしよう…。